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ポジティブ・セルフコーチング

ポジティブ・セルフコーチングとは、人間力をパワーアップするための、弊社の中核プログラムです。

米国で最も実績のある自己変革プログラムであるIIE(Investment In Excellence)のコーチである福島晴夫が、マーチン・セリグマン博士の確立したポジティブ心理学やマクスウエル・マルツ博士の自己イメージ心理学、更には最新の脳科学や心身一如の東洋的人間観等を研究して開発した、世界で唯一のプログラムです。

プログラムの根底をなすものは、「人間は誰しも磨けば光るダイヤモンドの原石であり、無限の可能性に満ちた存在である」と云う、ポジティブな人間観です。

世界で一番エンゲージメントが低い日本のビジネスパーソン

2005年に米国のギャラップ社が先進10ケ国のビジネスパーソンを対象にアンケート形式の調査を実施しました。
調査の結果、日本のビジネスパーソンのエンゲージメント(会社への帰属意識や仕事への熱意)は、調査国の中で最低でした。

何が原因なのでしょうか?

会社の経営方針・賃金・作業環境・人間関係など環境要因は多々あるでしょう。然し、日本のビジネスパーソンのポジティブ度が他国のビジネスパーソンより相対的に低いことが根本原因であると、推定されます。

ここに手を打つのが、ポジティブ・セルフコーチングです。

人間力開発のコア・テーマはポジティビティーの向上

生命保険業界のセールスは、最も退職率が高く挙績(業績)に差の出る職種です。

ポジティブ心理学を確立したセリグマン博士は、1985年に米国最大の生命保険会社であるメトロポリタン生命(現メットライフ生命)で興味深い実験を行いました。

1,000名のセールスパーソンの採用にあたり、米国生命保険研究協会が開発した職業適性検査においては不適格であったが、セリグマン博士の開発したポジティブ度診断ではポジティブ度の極めて高かった応募者100名を試験的に採用し、追跡調査を行いました。

1年後の結果 正規採用者のうちで、ポジティブ度が下位半分の社員の平均契約高より、試験的採用者の平均契約高は21%高かった。
2年後の結果 正規採用者のうちで、ポジティブ度が下位半分の社員の平均契約高より、試験的採用者の平均契約高は57%高かった。

セリグマン博士は、上記の調査のほか5年間に渡り、社員のポジティブ度をアップするためのトレーニングを実施し、プロのセールストレーナー以上の成果を残しました。

  1. 社員の定着率がアップし、採用コストが大幅に削減した。
  2. セールスパーソンの契約高が、大幅に向上した。
  3. メトロポリタン生命は、個人保険のマーケットシェアを50%伸ばした。

この事例で明らかにされたことは、下記の4点です。

  1. ポジティビティーは、適正能力を超えるパワーを発揮する。
  2. ポジティブ度を高めれば、エンゲージメントも高まる。
    社員の定着率が高まったということは、会社への帰属意識や仕事への熱意が高まった証拠です。
  3. ポジティブ度を高めれば、社員のパフォーマンスが向上する。
  4. 社員のポジティブ度の向上は、組織の業績向上に直結する。

セリグマン博士のチームは、さらに研究対象を広げ、ポジティブ度の高い人の特徴として下記の研究成果を発表しました。

ビジネスパーソン ・業績が高い ・離職率が低い
学生 ・学力が高い ・難題をやり遂げる
アスリート ・記録が良い ・逆境に強い

そして、ポジティビティーの習得と向上がもたらす3つの利点を、立証されました。

  1. 人生の成功促進
  2. 心の病の予防
  3. 健康の維持

ポジティブ心理学からの最大の恩恵は、「ネガティブシンキングもポジティブシンキングも、成長過程で学習して習慣化したものであるから、意識的な学習により思考習慣を変えることができる」と、いう点です。

しかも、たった3週間で!

研修効果をより高めるためるには

メトロポリタン生命の例でも明らかなように、「知識・スキル」中心の研修よりも、「人間力+知識・スキル」型の研修の方が、実施後の効果を高めます。

何故なら、知識やスキルの使い手である本人自身が、自己変革を起こしパワーアップするからです。

知識・スキル・人間力

左図は、ILO(国際労働機関)が示す就業能力の構造です。
ILOは人間力をコンピテンシーと表記していますが、意味するところは同じです。
ILOも知識・スキル以上に、人間力を就業能力の要因として重要であると捉えているのです。 

 

ポジティブ・セルフコーチングとは

人間は、誰しも内在する潜在能力に比べ、発揮している能力は極めて少ないのが現実です。
その原因は、メンタルブロックにあります。

メンタルブロックの図

人間は、あえて単純化すると2つのタイプに分かれます。

他律型人材 自律型人財
・依存性
・他責型
・外発的モチベーション
・自立性
・自責型
・内発的モチベーション

他律型人材のメンタルブロックを自律型人財のメンタルパワーへと自己変革していくためのココロのスキルが、ポジティブ・セルフコーチングです。

セミナーの中で学んだことを、意識して3週間、日常生活の中で実践していただくだけです。特別な時間を設ける必要は、ほとんどありません。
そこから、ポジティブでパワフルな個人と組織がスタートします。

ポジティブ・セルフコーチングとは

自己の潜在能力の発揮を妨げるメンタルブロックを自己変革することで内発的モチベーションと発揮能力を高め、最高のワーク・ライフを実現するための、セルフコーチングのスキル。

3週間の実践で基本が身につく人間力とは

他律型人材のメンタルブロック 自律型人財のメンタルパワー
①ネガティブな思考・言葉・行動習慣
②低い自己イメージと低い自尊心
③トレンド思考
④目標への消極的態度
⑤Win・Loseの人間関係
①ポジティブな思考・言葉・行動習慣
②高い自己イメージと高い自尊心
③ビジョン思考
④目標への積極的態度
⑤Win・Winの人間関係

ご興味ある方は、問い合わせフォームよりご連絡ください。
追って、資料をご送付致します。

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