DiSCとは
一般的にコミュニケーション研修では、「話すスキル・聴くスキル・質問のスキル」を習得するケースがほとんどです。
然し、コミュニケーションスキルはそうしたスキルの習得だけでは、余り高まらないのをご存知でしょうか?
何故なら、コミュ二ケーションスキルには不可分な3つの側面があるからです。
① スタンス
「Win・Winの人間関係」を築くのか、「Win・Loseの人間関係」を目指すのかによって、ココロの使い方は、全く異なります。
スタンスの側面でのスキルがあります。
② 戦略
人間には様々なタイプが存在します。様々なタイプの人間に常にワンパターンのアプローチをしても、コミュニケーションは促進されません。相手のタイプに適応したアプローチをしてこそコミュニケーションは促進されます。
戦略の側面でのスキルがあります。
③ 戦術
「話法・傾聴・質問」のスキルは、①と②をベースにしてこそ初めてその効果を発揮します。
戦術の側面でのスキルがあります。
「DiSCは、②のコミュニケーション戦略を高めるためのアセスメントツールです。」
DiSCの歴史
・1920年代に、米国の行動心理学者のウイリアム・ムートン・マーストン博士が健常者の「4つのドメイン」を発表しました。
・1940年代には、マーストン博士の弟子たちが、4つのディメンションの研究を重ね、1957年に、個人のプロフィールアセスメントツールとしてのDiSCが完成しました。
・1972年に、米国IBM社が社内のコミュニケーション促進のため全社的に導入したのがきっかけで、世界的に普及しました。
・日本に導入されたのは1991年からで、現在では多くの企業や病院などで幅広く活用されています。
DiSCの活用方法
「DiSCはたった24問の設問に7分以内で答えるだけで、不思議なくらい自分を正確に分析します。」
① 一般特性
・DiSCタイプ
・個人の特徴
・望む環境
・必要とする人
・より効果的になるための課題
② 行動特性の強弱度
③ 典型的プロフィールパターン
・達成者タイプなどの15パターン
DiSCには、多様な活用方法があります
① 研修の効果性を高めるためのツール
最も多い活用方法で、コミュニケーション研修、コーチング研修、セールス研修、チームビルディング研修、ストレスマネジメント研修などに組み入れると非常に効果的です。
DiSCクラシック |
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マネジメント用 オプション |
セールス用 オプション |
サービス用 オプション |
リクルーティング用 オプション |
② 採用、配置、任用などの判断ツール
例えば、アグレッシブな新人を採用したい時には、D型やi型の中から採用する。
慎重性を重視するときにはC型から、協調性を重視する時にはS型の中から等、判断のための重要なツールとなります。
ご興味ある方は、問い合わせフォームよりご連絡ください。
追って、資料をご送付致します。